コンパクトに収まるII型
キッチンにはいろいろなかたちがありますが、スペースをうまく使うという点ではII型があります。狭い空間でも有効に使っていける配置のII型は、うまく配置しないと、メリットを生かすことができません。使い勝手を考えると、配置次第でとても使いやすくなります。2人で使っても負担になることがないレイアウトですので、デメリットをよく考えて設計もしていかなければいけないでしょう。
広くすると使いにくくなる
II型の最大のメリットは、空間をコンパクトに収められることです。2列に並べることになるため、間隔が広くなりすぎると、振り返ったときに使えません。逆に狭くしてしまうと、身動きが取れなくなります。うまく幅を取っていかないと、使い勝手は向上しないのが問題です。配置をうまく取れれば、体を回転させるだけで、多くの作業ができるようになるでしょう。素早く使える点では、どの配置よりも優れています。移動距離も極端に少なくできるでしょう。
動線をよく考えて
実査に動線が管理できるのであれば、2人で使っても問題はありません。非常にコンパクトにできますし、素早く反応ができるからです。移動するときにも、入れ替わりながら動ければ、かなりのメリットを生み出すでしょう。逆に動線がかぶりやすいレイアウトを取ると、出来上がったものを食卓に出すのも一苦労です。コンパクトなだけに、すべてがかぶってしまうようになるため、どうやって使うのかも考えて配置を決めていくのがポイントになるでしょう。