キッチンリフォームの際にセパレート型キッチンを選ぶ人が増えてきています。セパレート型とはシンクとコンロが別々のカウンターに取り付けられていて、カウンターが2列に平行に並んでいるタイプのものを指します。セパレート型キッチンを選ぶメリットとして、まず第一に作業スペースの広さがあげられます。シンクとコンロが二つのカウンターに分かれているため、それぞれに十分な作業スペースを設けることができます。スムーズに快適に調理をしたい人には特におすすめと言えるでしょう。広い作業スペースに加え広い収納スペースが確保できることもメリットとなります。また家族とコミュニケーションを図りながら楽しく料理をすることもできます。
反対にセパレート型キッチンのデメリットとして考えられることは、キッチンに広いスペースが必要となるため、大きなスペースをキッチンに費やしてしまうことがあげられます。住宅全体に十分な広さがあれば特に問題はないのかもしれませんが、そうでない場合にはリビングやダイニングのスペースが狭まってしまうことになります。そのためリフォームの際には全体的なバランスを考慮する必要があります。また濡れたものを移動する際には、床に水が落ちてしまう可能性が出てきます。コンロとシンクが別のカウンターに設置されていることから、たとえばシンクで洗った野菜をコンロに移動させるときには、床に水が垂れてしまうかもしれません。水が垂れないような工夫が必要であり、床が濡れることを想定し床の素材は水に濡れても滑りにくい素材を選ぶ必要があります。
セパレート型キッチンのメリット・デメリット
投稿日:2018年11月7日 更新日:
執筆者:able to relax