ペニンシュラキッチンとは対面型のキッチンのことで、欧米で人気の形式ですが最近日本でも人気となっています。キッチン台にコンロやシンク、調理スペースがすべてそろっているのが特徴で、ダイニングやリビングに限られたスペースしかなくてもリフォーム可能なスタイルとなっています。
このペニンシュラキッチンですが、リフォームすることで次のようなメリットがあります。まずは収納と使い勝手が良くなる点です。調理器具などの道具は何かと増えるものですが、そのような時でも壁側に収納スペースを設けることができるため、外から見える部分と見えない部分で分けて収納できるようになります。また、壁側には収納だけでなく冷蔵庫やオーブンなどの家電をまとめる配置が一般的です。このことから調理中に移動する範囲が限定され、効率よく調理を行えるようになります。
一方でデメリットも存在します。まずは調理スペースがオープンになることで、生活感が現れやすくなることです。気にしない人がいる一方で、生活感を出したくないと気にする人もいるでしょう。この場合は目立たせたくない部分にカウンターを設置するなど、目隠しの処置をする必要があります。次に、調理中の煙やにおいが気になりやすい点です。キッチンを仕切る壁が無いため、調理中の煙やにおいが部屋に広がりやすくなります。この場合は調理台に合わせて換気扇を設置するなど、改善策を設けたリフォームがおすすめです。
ペニンシュラキッチンのメリット・デメリット
投稿日:2018年7月25日 更新日:
執筆者:able to relax