アイランドの名の通り、四方を壁から離して浮島の様に設計されたキッチンです。アイランド型キッチンのメリットといえば、なにより開放感です。壁に囲まれたキッチンと違い、背後も目の前も左右も開けており、圧迫感を感じることはありません。横並び以外にも対面での作業が可能になり、誰かと協力してお料理するのも楽しく行えます。一人で調理する場合であっても視界が開けて居ることで家族の姿を常に捉えることが出来、寂しくも感じません。
またリフォームの際には従来のライフスタイルに合わせた設計に出来るのも魅力です。ダイニングテーブルとくっつける、カウンターを設置する、シンクとコンロ両方をアイランド型にする、どちらかは壁面に付ける、など自由な発想でリフォームが行えます。ただし、良いことばかりではありません。まずアイランドキッチンには広い空間は必要とされます。通常は4.5畳でいいところを7.5畳の空間が求められます。前後左右に通路を作るので、壁に設置するタイプよりどうしても幅を取ってしまうのです。
また、調理中の臭いを防げないという難点もあります。壁という臭いを遮断してくれるものが無いので、リビングなどと併設していた場合、そちらに流れてしまう可能性は大いにあります。アイランド型を設置する場合は、同時に換気システムにも気を使うべきでしょう。メリット意外にも当然デメリットもありますが、1日に何度も立つ場所です。家族との時間やお洒落な家作りを考えている方なら検討の価値があるキッチンと言えます。
アイランド型キッチンのメリット・デメリット
投稿日:2018年5月10日 更新日:
執筆者:able to relax