オール電化キッチンへのリフォームを検討している方は非常に多いかと思いますが、オール電化キッチンにリフォームすると火を使わなくなるため火災のリスクが軽減できるというメリットがあります。ガスを使わないので、ガス漏れや不完全燃焼のリスクもなくなります。調理で火を使わないので鍋が焦げ付く心配もありませんし、真夏でも火による直接的な暑さを感じないため快適に調理することが可能です。また、ITクッキングヒーターはガス台とは異なりフラットなので、日々のお手入れの手間も抑えられます。加えて、エコキュートや太陽光システムと組み合わせれば、光熱費が削減できるというメリットもあります。
このように様々なメリットがあるオール電化キッチンへのリフォームですが、一方でデメリットもいくつかあるので注意が必要です。まず挙げられるデメリットは、停電時に調理ができなくなることです。ガス併用のキッチンの場合、停電が起こってもガス台で調理ができますが、オール電化の場合は一切調理ができなくなります。そのため、停電に備えてカセットコンロなどを準備しておく必要があるでしょう。調理器具に制限が出るのもデメリットのひとつです。キッチンリフォームでIHクッキングヒーターを導入すると、これまで使っていた調理器具が使えなくなることがあります。お気に入りの調理器具を買い替えなければならない可能性があるのはデメリットと言えるでしょう。また、ガス台での調理に慣れている方にとっては、鍋を常にプレートに乗せておく必要があるITクッキングヒーターが使いにくいと感じる可能性があります。
オール電化キッチンへリフォームするメリット・デメリット
投稿日:2022年12月21日 更新日:
執筆者:able to relax