キッチンのタイプ

独立性と開放性を兼ね備えたセミオープン型キッチン

投稿日:2022年9月22日 更新日:

リフォームを考えるとき、毎日使うキッチンは使いやすくしたいものです。オープン型は、ダイニングやリビングとの間が壁で隔てられていない開放感のあるキッチンです。反対にクローズド型は入り口が1つしかなく、3方を壁で囲まれたキッチンです。キッチンの中が外から見えないというメリットがあります。セミオープン型はダイニングなどとの境界の一部がカウンターなどで仕切られているものの、キッチンの中が見え出入りが自由な、解放感と独立性の両方を得られるキッチンです。
セミオープン型には5つのタイプがあるので、リフォームの際の選択肢も広がります。壁に接する面のないアイランド型や左右のどちらかが壁に接している対面式のペニンシュラ型、コンロやシンクの配置によってL字型・I字型・セパレート型に分かれます。
アイランド型は作業動線が確保しやすく、複数での調理に向いています。半島という意味のペニンシュラ型は、設置する場所を選ばないのでリフォームにもおすすめです。L字型はスペースを広く使え、短い動線で作業できます。I字型なら冷蔵庫も調理スペースと一直線に配置することで、使い勝手がよくなります。セパレートはコンロとシンクが別れているタイプなので、調理と粗いものを分担でき効率的に作業を行えるでしょう。
セミオープン型はカスタマイズしやすいので、リフォームにも最適です。リビングなどからの人目が気になるなら、少し仕切りを高くすることもできます。オープン型の、収納が少ないというデメリットもカバーできます。

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