家のリフォームを考える時、多くの人がまずキッチンはどうするかという事を挙げるのではないでしょうか。そのくらいキッチンは生活の場の中で家族が集まるリビング同様、重要な役割を果たしています。これまではリフォームのカタログなどではリビングから続いているようなオ-プンキッチンがよく見かけられましたが、最近は4つの壁に囲まれた独立したスペ-スを持つクローズドキッチンが、子育てを終えたシニアの世代を中心に静かに人気を呼んでいるということをご存知でしょうか。
このタイプの最大のメリットというのは、部屋が独立しているために料理中の油のニオイ等がリビングまで漏れることがないということです。仕切られていない空間では、漏れるのはニオイだけではありません。油汚れやホコリ等もいつのまにか運ばれてしまうということも懸念されます。
子供が小さい時ならば、リビングの様子が一目瞭然でわかるオ-プンタイプは人気の的でしたが、すでに子供が独立した後のリフォーム世代ともなると、料理中でもリビングを常に監視している必要がなくなるので、却って料理に集中できるクローズドタイプのものが好まれる傾向にあります。もちろん、食事をした後の食器の片づけとなると、個別の部屋は少し面倒くさいかもしれません。しかし、台所という調理器具や冷蔵庫といったものが直接見えないことで、リビングをより広くすっきりさせた空間に見せることが可能となります。
ニオイが気にならないクローズドキッチン
投稿日:2018年4月27日 更新日:
執筆者:able to relax