キッチンを見るとその国のライフスタイルがわかる、と言われているほどその形状は様々です。日本は昭和のころに比べると、かなり欧米化しているとはいえでもやはり海外のキッチンそのものと比べるとまだ日本独自のスタイルが色濃く残っているケースもあります。
キッチンをリフォームする場合には、ライフスタイルに合った形状にするのがおすすめです。流行しているからと言って取り付けた設備も、自分の生活に合っていなければただの飾りになってしまいます。たとえば、欧米では多くのキッチンに食器洗浄機がついていますが実際にはつけたけど使っていないという家庭は日本でも多いです。
リフォームをするときの難しさはここで、流行を取り入れるだけでも使いづらくなってしまいます。それでは何を重視すればよいのかというと、一日のうちにどのようにキッチンをつかうのかということです。食器洗浄機を使う必要はあるのか、熱源はガスとIHのどちらが良いのかといったことを検討しながらリフォームすると失敗が少なくなります。
リフォーム業者との話し合いで、日常生活でどのようなライフスタイルなのかというヒアリングがありますが、なるべくそれを尊重してもらえる業者に頼むのが良いでしょう。欧米で当たり前のスタイルが、自分に当てはまるとは限りません。逆に取り入れたほうが良いものもありますので、ライフスタイルに合ったものはどのようなものかということを考えながらえらぶのがポイントです。